そばとつゆ

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糸魚川のお蕎麦大好き蕎麦店主が立ち上げたお蕎麦密着型Web

■そば粉
泉家では
国内産、最上級の石臼挽き「そば粉」を用いています。
挽きぐるみのそば粉です。香りの高さと豊かな甘みが身上です。
木鉢を大切にしたそば粉8割、割粉2割の二八そばです。
 
■手打ちそば
 毎朝、二八で手打ちそばを一打ち(十数人前)します。数に限りがありますので、ご予約いただければご希望量をお取り置きいたします。
■かえし
 泉家のかえしは醤油に火を入れない「生がえし」です。「生がえし」で造るつゆは、すっきりとした口当たりになり、香りの高い挽きぐるみのそば粉で打つ泉家の蕎麦に良く合います。
 当店では、「もり用のかえし」と「かけ用のかえし」を別々に造っています。かけのつゆは飲み干していただくつゆ、もりのつゆはお蕎麦をつけて召し上がっていただくつゆ、とそれぞれつゆの性格が違うものですから。かえしは土中のかめで2週間ほど寝かせてから使っています。
■もりつゆ
 当店に化学調味料はありません。
 もりつゆは、ダシ汁、砂糖、醤油、味醂の四つの単純な組み合わせですが、一つでも突出していると駄目で、四者が混然一体の「もりつゆ」、そばの香りを生かすためのもりつゆをとるように努めています。
 鰹節で50分間かけてとられたもり用のダシ汁は、かえしを加えて「もりつゆ」となります。そのまま使わず、一晩ねかせて、味を落ち着かせてからお店にお出ししています。
■かけつゆ
 毎朝30分かけてとられた「かけつゆ」はそのままとりたてをお出ししています。かけのつゆはダシの香りが立つほうがおいしいからです。また、かけのつゆには味醂は加えておりません。温かいおつゆには味醂はかえって邪魔な気がいたしますので。
■お米
 当店では、昔からそばつゆを使ってご飯物もお出ししています。
お米は糸魚川の早川地区の田んぼでとれるコシヒカリです。頚城山塊から流れ出る清らかな水で、熱意のある若い農家が育てたお米です。
  村夜  白楽天(居易)

霜草は蒼蒼(そうそう)として
虫は切々(せつせつ)
村南 村北 行人絶ゆ
独り門前に出でて
野田を望めば
月明らかにして
蕎麦(きょうばく) 花 雪の如し

                              
                                  





【そばの花】そばは地に付けば、たちまち活動を始める活力を持っています。そば畑の場合、数日で発芽し、昔より蕎麦取入れまで75日と言われています。そばの葉はハート型で緑色、茎はやわらかく紅色、根は黄色花は白色、実の外殻は黒色、花は例外として淡紅をさしたものもあります。                 
 
(揚げたてのお蕎麦)
(打ち立てのお蕎麦)
TEL:025-552-0238
この詩篇は母の弔事のために長安西郊の郷里へ赴く時の吟詠で、白楽天40歳頃の作と云われています。